鉄筋のガス圧接継手がA級継手の性能を有することを確認

平成16年度よりA級継手が施工できる圧接会社の認定を開始


 社団法人日本圧接協会(会長 桝田佳寛)はこのほど、鉄筋のガス圧接継手が平成3年建設省住指発第31号に定められた「鉄筋継手性能判定基準」に基づくÅ級継手の性能を有することを確認し、平成16年度よりA級継手の施工が可能な圧接会社の認定を開始しました。

平成12年の建築基準法の改正に伴い、同年、建設省告示第1463号によって鉄筋の継手の構造方法が定められました。同告示では、引張力の最も小さい部分に設ける圧接継手、溶接継手および機械式継手に対してそれぞれ仕様が定められ、圧接継手の場合にはガス圧接部のふくらみ大きさやずれ、偏心量など(社)日本圧接協会の「鉄筋のガス庄接工事標準仕様書」の規定がそのまま採用されています。これら以外の仕様による場合や引張力の最も小さい部分以外の部分に用いる場合には、所定の加力試験によって性能を確認することが告示のただし書きで示されています。

(社)日本圧接協会では、この告示のただし書きに基づき、技術委員会内に「継手性能評価小委員会」を設置して、他の鉄筋継手工法と共通の評価基準に基づいてガス圧接継手の性能確認試験を実施しました。

その結果、告示の仕様と異なる熱間押抜ガス圧接法を含め、ある適正な条件のもとで施工されたガス圧接継手はA級継手の性能を有すると判定され、引張力の最も小さい部分以外の部分への適用も可能であることが確認されました。
また、実際の施工においてA級継手の性能が担保されるためには、施工会社に一定の水準以上の施工管理能力や設備が必要であるとして、A級継手施工会社の審査基準を定め、平成16年度よりA級継手の施工が可能な圧壌会社を審査し、順次認定していきます。

(社)日本圧接協会プレス発表資料