概要
関東圧接業協同組合は、昭和45年6月に設立されました。
加入企業は、関東全域及び長野県を含む1都8県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・栃木県・群馬県・茨城県・山梨県・長野県)から56社の企業が加入しております。当組合は、土木・建築工事の根幹を支えるガス圧接の技術と品質の向上を目的とした協同組合です。
現在、建設業ではISO9000sに準拠した品質管理システムが導入されており、当組合においても「ユーザーに信頼される技術・品質」を基本方針として掲げ、この基本方針をもとに「技術・情報・ビジネス」の3分野から事業を展開しています。
「技術分野」においては、圧接管理技士、基幹圧接技士、OJT指導員を育成するために圧接技術に関連する教育システムを確立し、圧接技術の向上を推進しています。また、圧接技術の向上のために、系統立てた教育課程を作成し、基幹圧接技士指導員が中心となり、OJT指導員育成のために講習会を開催し、技術者のレベルに応じたきめの細かい教育を実施しています。「情報分野」では、情報化時代に対応するためにインターネットを利用した電子応援システムなど、組合企業のネットワークの確立、また共有の情報を活用していくために組合企業の双方向情報ネットワークの構築を行っています。
「ビジネス分野」においては、組合員同士が連携して共同で施工できる環境を整え、大型施工の受注の拡大を計っております。
以上、3分野の事業を推進していくことで、ユーザーに信頼される技術を確立し、高品質な製品を提供していくことが受注拡大につながり、業界の発展に寄与できるものと考えております。
組合活動
優良圧接会社説明会
令和4年度優良圧接会社認定の説明会を全国の組合員を対象に開催。説明会では優良認定規定をもとに申請方法、品質マニュアル、変更点を解説し優良圧接申請に関する必要書類の説明が行われました。オンラインによる説明会を(株)ダイイチの土井克也氏の講師により開催致しました。今後も年二回開催する予定です。


雇用管理責任者研修会(経営者研修会)
全国圧接業協同組合連合会主催による雇用管理責任者研修会がART HOTEL日暮里ラングウッドにて開催された。今年は、熊王征秀税理士事務所 所長税理士 熊王征秀氏による「待ったなし!インボイス制度の徹底検証」の講義を対面式とオンライン式で行いました。

継手管理技士勉強会
継手管理技士受験対策勉強会を今回は、対面式とオンライン式(ZOOM)にて1月と7月の2回受験に併せて講習が行われました。試験は論述問題となっておりますので、継手管理技士テキストを画面上に移し、受験に必要な知識を講義した。


登録圧接基幹技能者講習
全国圧接業協同組合連合会が主催する登録圧接基幹技能者講習は、年1回11月頃富士教育訓練センターにて開催され、この講習を受講し、資格試験に合格した者は登録圧接基幹技能者となります。
基幹技能者制度は、平成8年に専門工事業団体による民間資格としてスタートしましたが、平成20年1月に建設業法施行規則が改正され、新たに「登録基幹技能者制度」として位置付けられることになりました。
国土交通大臣が登録した機関が実施する登録基幹技能者講習の修了者は、登録基幹技能者として認められ、経営事項審査においても評価の対象となりました。
圧接OJT指導員講習
登録圧接基幹技能者修了者は、推薦により全国圧接業協同組合連合会主催の圧接OJT指導員講習を2年間(100時間)富士教育訓練センターにて特別講習を受講し、修了者には圧接OJT指導員の称号が与えられる。
指導員は、全圧連で実施する講習会の実技講師として活躍する一方、各地区で開催される技術講習会等の講師として活躍されています。また、毎年実施されるリフレッシュ研修会に参加し、新たな情報収集と技能の研鑽に努めています。
高分子工法説明会
テーマは「エコスピード工法の説明」と「カーボンニュートラル」について、説明会を全国で展開した。関東圧接業協同組合ではヒューリックカンファレンス Room3にて対面式とオンライン式で行われた。


講習会
職長教育講習会


職長向上教育講習会


研削砥石特別教育講習会
年3回開催されます。現在、対面式とオンライン式による講習を行っております。


フルフルハーネス講習会


足場特別講習会

